クレジットカード現金化は家族カードでも手続きできる？業者に申し込む際の注意点

クレジットカードを契約する際には返済能力の確認のため審査が行われ、基本的には安定した収入があることが求められます。家族カードは、自身のカードを持つことが難しい収入のない主婦や学生でも利用できるように、名義人と生計が同じ家族も利用できるカードです。

しかし、そんな家族カードを利用してクレジットカードを現金化する場合、注意したいことがいくつかあります。

家族カードを業者で直接現金化するのは不可

結論から言えば、クレジットカード現金化を扱っている現金化業者で手続きできるのは、本人名義のカードだけです。家族カードの場合は契約している名義人であれば現金化できますが、それ以外の家族が申し込むことはできません。
他人名義のカードの現金化を可能にしてしまうと、盗難や無許可使用などのトラブルを招くリスクがありますし、それは家族間で使用を認められているカードも例外ではありません。

クレジットカード現金化は、名義人の了承を得て手続きするのが前提です。

業者を介さない方法での現金化は可能

家族カードで買ったものを現金化すればOK

家族カードは基本的に業者で現金化できません。ですが、自分で現金に換えることは可能です。簡単なのは、換金性の高い商品を家族カードで購入して買い取ってもらう方法です。

ギフト券買取サイトなどを利用すれば、クレジットカードでも買える電子マネーをオンライン手続きのみで現金に換えられます。

ただ、前提としてクレジットカード現金化はカードの利用規約に反している行為です。たとえ犯罪ではなくてもカードの利用停止や強制退会の要因になりますし、名義人の信用情報に傷がつきます。

そうしたリスクがあることを理解した上で、家族カードを利用するように心がけてください。

誰にもバレずに現金化することは難しい

家族カードを現金化した場合、利用履歴から現金化利用を怪しまれる可能性があります。カードをどこで何に使ったかといった情報は名義人に隠すことができません。

換金性の高いブランドアイテムや家電品を購入したとして、それを使用している様子がなければ追及を免れないでしょう。

どうしても現金化しなければならない事情があっても、他人名義のカードを使用している意識は常に持つようにしてください。